リズム５

リキヤさん、東原力哉さん　力哉さんは高松出身です。
ドラム・メーカーのプロ・モニター・ドラマーでした。（今でもですが・・）

初めて力哉さんに会った時はインパクトがあったな～
まだ、ナニワに参加する前であまり名前が有名じなかったんですが
アフロ・ヘアーに黒の皮のジャンプ・スーツ、まるでロック・ドラマーだったんです。
『あの人が、東原力哉さんやて～知らんな～誰それ？』
知らないと言うのは強いんですね～

しかし、力哉さんの凄さを知った時はショックやったな～
あれは・・・確かドラム・クリニックを楽器店で行ったんです。
まだ力哉さんも、あまり売れてなかった頃ですから
かなり安いギャラで出来たんです。
まずビックリしたのは、音量（パワー）、音数、とんでもないテクニック
なんやこれは・・・・・・・・・・・
カッコイイ、この人は絶対に売れるな～お前が言うな！って言われますが
本当にそうおもったんです。
何回かお話をさせてもらったんですが、かなり苦労して練習したらしいです。
その話は、次の機会に・・のばすな～

まあ、力哉さんとは３回ほど仕事させてもらいました。
もちろん、クリニックですけど・・・演奏は不可能です。
当たり前か～

村山くん、村山義光くん　村山くんに会った時は凄かったな～
ギター弾くの止めようとおもいました。本当に・・・

たしか・・・彼がまだ１６か１７歳でした。
でも、すでに完成されたジャズ・ギターやったんです。
ジョー・パス、ウェス、ベンソン、マルティーノ、タル、グラント・グリーンを
すでに吸収したたんです。
ギターは１７５（定番ですね）アンプはポリトーン（王道ですね）
ギタースタイルは荒削りですが、凄すぎて目が点になるんです

彼の練習場所は近くの公園でした。公園の外灯に電源のコンセントが
彼の練習場所だったんです。
『公共のもんやから、ええんや～』『ん～微妙やな～』
流石ミュージシャン、無敵やな～

一回だけ、村山くんのライブを観にいきました。
ギター・トリオやったんですが、全員高校生なんですね～
おまけに上手い！
『これは～もう俺ギター弾くの止めよ』と真剣に思いました。
プロになるんやろ～と村山くんに聞いたところ
『いや～僕より上手い人が居るんですよ～』『え゛・・・・・・・』
『ハハハハハハ・・・・・・そんなあほな～』
反則やそれは～
その時の音源が、今手元にありますが
とても高校生トリオの音じゃないんです。反則やな～

ちなみに村山くんは、フォーク系のミュージシャンとよく勘違いされました。
１７５をケースに入れて電車に乗ると、フォーク・ギター抱えた
弾き語りの人と勘違いされるんです～
でも村山くんは、いつも話しを合わすんです
『はい、今から弾き語りのライブやります』『オリジナルからコピーまで色々と』

村山くんは何時もニコニコとした顔でギター弾いてたな～
決して自分のギターに妥協しなかったな
『僕はまだまだですよ』
上手い人が言うとカッコイイんですね～
僕が言うとそのまんまなんですが・・・

村山くんは今、関西でバリバリ現役でライブやってます
一段と上手くなってるそうです。
村山くんを越えるアマチュア・ギタリストに
いまだに出会うことはないですね～
がんばってや～村山くん

日本には今、いくつドラム・メーカーがあるんだろうか
僕が大阪であるドラム・メーカーで仕事してた時は
３大メーカーがありました。ヤマハ、タマ、そしてパール
そう、僕が営業で働いててのはパールです（遊んでたんですが・・）

志をもって大阪へでて、バンドとかギター、そしてジャズに目覚めたとき
やはり、音楽漬けの生活がしたい～と思い
たまたま見た求人誌（リクルートやったな～）で
パール楽器販売が求人してたんです。
まあ、たぶんあかんやろな～と思って面接に行きました
当日はとても暑くさと、緊張のあまり
鼻血がタラ～っと出てきたんです。ヤバイナ～こりゃあかんな
と思ったら逆にインパクトがあったみたいで
高い倍率の中で最後まで残ってしまったんです

初出勤の時、『どんな服装で行けばいいんですかと聞くと』
『ん～普段着でいいよ～』と言われました。
でも、営業ならスーツにネクタイとちゃうの～と思ったんです
しかし、その愚かな自分の中の常識は崩れました。

『おはようございまーす』『おはようさん』『新人さんか～』
『あっ、はっ・・・はい』『がんばりや～』
なんやこれは・・・・・・・
長髪（ロンゲーです）にヒゲはやして、Ｔシャツ、スニーカー
カッコイイ～ミージシャンやな～そのまんまやな
そのままライブできまんがな～
梅ちゃん、キン丸さん（キンちゃん）、猪池さん、松田さん
平野さん、畑やん、吉田はん、大藪さん、見吉さん
八木さん、山田くん、井上くん、そして船根くんｅｔｃ・・・
とっても、個性的でいい人たちでした。
みんな元気にやってまっか～