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3ページめです
サーフィンの話を少しします。サーフィンをやってますと言うと皆、凄いとか
カッコイイって思うんですよね〜たぶん、でもーそれはきっと雑誌とか、映画とかの
10フィートの大波をチューブ・ライディングしてる映像なんですよ。
僕もある事件までは自分もあんな感じで出来る〜と勘違いしてました。

そうあれは〜波乗り始めたばかりの事です。高知の仁淀川(河口)に初めて
波乗りに行きました。宮崎で波乗りしてるKくん、Kくんの友達のAくん、そして
僕の友達のHくん、そして僕の4人で仁淀川の河口に行きました。
前日の雨で少し川の水が多くて、沖ではいい感じで波が出来てました。
ポイントに(波がある)に行くには、川を横断せなあかんかったんです。
橋を渡ればかなりの距離あるかなくてはいけなかったんですわ〜
Kくんは余裕で沖にパドリング(泳ぐんです)して波待ちしてます。
Aくんは波乗り出来ないので留守番、まず、僕が対岸から沖に出ようと
パドル開始、そしてHくんも少し遅れてパドル開始、その時です
あのこわ〜い事件が起こったんです。

初心者の僕は必死でパドルするんですが川の流れに負けて流されたんです。
2、3回波に飲まれて気がつけば30メートルくらい沖に流されてました。
頭の中はパニック、もうあかんな〜と思っていたら声がするんです。
あ〜死ぬときってお迎えがくるんや〜(おおげさか・・)と思ったら
沖で波待ちしてたローカル・サーファーが『こっち、こっちー』と僕を呼んでくれ       たんです。(神様に見えたな〜)
最後の力で彼らの方へパドルしました。そして岸まで必死でパドルして帰るのが
精一杯でした。
岸に上がって沖を見ていたら。もう一人流されててました。
それも、2、300メートル流されてるんです。あ〜俺と同じ人もおるんやな〜と
思いながらAくんの所まで帰りました。
すると彼は顔を真っ青にしてるんです。『大変や〜Hくん流された』エ゛〜あれ
Hくんやったんか〜Aくんは泳げないから助けれん。『近くにボート(漁師さんの)が
あるけど間に会わんかった』と彼は言うんです。
そのときです
沖で波待ちしてたローカルの人達がHくんを助けてくれたんです。
お礼はいったけど(当たり前やけど)名前を聞くのわすれたな〜
サーファーの人達はとってもいい人が多いです。(僕は助けれんかも・・)
その事件からHくんは波乗りを止めました。(当たり前か・・)
初めて波乗りする人には何時もこう言います『何かあっても助けれんから
無茶苦茶せんといてな〜』でも、初めて波乗りする人の頭のなかでは
10フィートの波でチューブ・ライディングしてるんですね〜ハワイじゃあるまいし
有り得ないはなしです。

音楽も同じやな〜無茶したらあきません
己を知る事から始めないとあきませんな〜
知らない曲、出来ない曲は無理せんときましょう
でも、知ってる曲でもセッションとかで見失うですね〜
そんな時、上手い人がこう言うんです・・音で
『今、ここやで〜サビやで〜頭に戻るで〜』
だから止められないんやな〜音楽と波乗り
タイガーマスク、タイガーマスクは虎の穴の出身なんだな〜(ふる〜皆しらんか・・)
プロレスラーになるため特訓をして最強のレスラーになったんです(漫画の世界で)
音楽の世界にも虎の穴があるのを知ったのは、ある人と出会ってしりました。

田野城さん、田野城さんはジャズバンド『ブルートレイン』のOBです
バンマスが『今日、アメリカに留学してるのが遊びにくるで』といいました。
T.Saxを抱えて田野城さんは現れました。とっても、アヤシイ感じなんでね〜
やっぱりアメリカ行ってる人は違うな〜なんて思いました。
セッションをする事になったんです。田野城さんは譜面持って来てたんですが
譜面にはコードと、簡単なテーマ、そしてリズムはファンクってかいて有りました
ファンクってなんやろ???全然ついていけ〜ん・・・・・

ボロボロになりながらセッションが終わりました。
田野城さんから、アメリカの話を聞きました。彼が留学してたのは
バークリー音楽院(いまは音大ですが)でした。
バークリー???なんやそれ〜
彼が言うには『音楽漬けの生活やで〜』うらやまし〜(^^♪
『音がな・・こうなって、あーなってるのをな、捕まえて
それをスコアにかいてアレンジや』??????訳分からん・・

ある日、田野城さんのルーム・メイト(黒人の)が『チョット、トイレイッテクルワ』
もちろん英語で・・
でも、ルーム・メイトは1時間くらいしても帰ってきません。
ちょと心配になってトイレに探しに行ったそうです。
すると、トイレからパコパコとT.SaxのKeyを叩く音がしてきたんです
『ナニシテンノヤ〜?』
『ウン〜アノキョクノ、アノフレーズガ キニナッタンヤ〜』
『ソレデ、ズットココデ レンシュウシテタンカ?』全部英語です・・・
田野城さんはヤバイと思って
部屋に帰って猛練習したそうです。

僕は思ったんです。凄い世界があるんやな
これは、音楽界の虎の穴や〜
実際、卒業は中々出来ないそうです。(当時は・・)
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キャロル、キャロルと言えば永ちゃんで(矢沢永吉さん)決してして車ではないです。
僕の知り合いのお姉さんの話ですが・・・
とっても気さくで面倒見の良い人です。高知出身と言う事もあって
竹を割った様なサッパリとした、どちらかと言えば男ぽい性格なんです。

そのお姉さんは高校生の頃、キャロルがとってもすきでした。(古い話やな〜)
当時としてはとても人気もあったし、カリスマなバンドやったんですな〜当時は
特に永ちゃんの人気は、矢沢ヨロシク〜で女の子が(男の子かな?)シビレたんです。

そんなある日、このド田舎の四国にキャロルがライブ・ツアーに来る事になったんです。 それも、国道11号線を(四国では有名なんですが・・)ハーレーで(有名なバイクです)メンバーが移動すると言う情報が、お姉さんの耳に入ったんです。
幸いにもお姉さんの家は国道沿いでした。
毎日、毎日お姉さんはハーレーが家の前を通るのを、耳を澄ましてまってたんです。
でも、待ってる時って中々来ないものなんですね〜来なくていい物は早くきますが・・
しかし、その日が来たんです。お姉さんが待ちに待った日が・・・・・
遠くの方から、ドドドド・・・・そうハーレーのエンジン音が、地響きをたてながら
『永ちゃんがきた〜、お父ちゃん、お母ちゃん、永ちゃんがきた〜』お姉さんは嬉しくて
大声を出して、家の表に飛び出してキャロルのメンバーを出迎えたんですね〜

でも・・目の前を爆音を立てて走ってたのは、キャロルのハーレーではなくて・・・
陸上自衛隊の戦車だったんです・・・まあ、あれはあれでカッコイイんですが(^_^)
お姉さんは呆然と立ち尽くしたさうです。(当たり前か〜)
後日、キャロルはお姉さんの家の前を通ったみたいですが・・
嘘のような、本当の話なんですよね?ヨーコさん
つぎもあります
仁淀川事件
虎の穴
永ちゃんと
自衛隊の戦車